金曜日, 6月 12, 2009

「大学は美味しいフェア」by水無月



本日、行ってきました「大学は美味しい」フェア。1回目が話題を呼んで、私もこの口ですが、行けなかった人も2回目はぜひ、ということで新宿高島屋はごった返していました。
冷房が効かないほどの人いきれに、テレビ撮影の照明の熱さまで加わって、皆さん汗だくになって、地域の誇り“我が大学”をアピール! こりゃ便乗でしょ、という商品も中にはありましたが、さすがに大学の研究成果が生かされている個性的な商品もいっぱいあって、楽しい!
一番さすが大学と感じたのは、「近大」の「養殖キャビア」。「近大マグロ」はもう有名ですが、今年初めて、養殖としては世界初の、チョーザメの金の卵キャビアが製品化なったんですって。養殖とはいえ、小瓶で1万円!! もちろん試食は出来ませんでしたが、売り出した10個完売ということですから「な〜んだ、売り切れなの?」と言ってやりました。
全体的に目についたのは、半分くらいの大学がお酒を売り出していたこと。日本酒、焼酎、梅酒などさまざまだし、関与のしかたも区々(もちろん地場の蔵元でつくっている)だけど、学生(先生?)はお酒が好きなんだなあ、と。
そして一番気になった逸品は、写真の「柚子の力」。柚子の皮などからつくった健康ドリンク濃縮液なんですが、これが、花粉症に効くんだとか! 医薬品の指定は取れていないので大きくPRできないらしいですが、そこは大学、ちゃんと試験して確証を得ているそう。花粉アレルギーを引き起こす免疫物質を、これを飲むことで半減できるそうです。味は、レモネード、美味しかったです。花粉の季節に来てほしかった!

まだ、来週16日までやっています。近大マグロ丼も食べられます。
会場:新宿高島屋
発掘度:★★ 
商品力:♥♥

月曜日, 6月 01, 2009

刺のある美味しさ「あいこ」by薫丸


初めていただきました「あいこ」。東北地方に多い、山菜「ミヤマイラクサ」の俗称だそうです。
いつも、月に1回開いている地酒を飲む会の会場の割烹料理店で出してくれた逸品です。
「あいこ」なんて名前からイメージする通りの上品でほんのり甘い、絶品の山菜でした。
おそらく、もう少しとうが立っちゃうと筋ばっちゃうんだろうけど、絶妙なタイミングで摘んでくれたんでしょう、シャキシャキと歯ごたえも、これぞ山菜という感じ。調べてみると「山菜の女王」なのだそう。
でも、ちょっと意地悪な女王なのか、生えているときは鋭いとげがあって毒があるのだとか。摘むのは結構大変そうです。山の恵みに感謝。

東北地方ではよく知られているのでしょうから広すぎる産地ですが、初めて食べたということでご勘弁を。

発掘度:★  
商品力:♥

木曜日, 5月 07, 2009

贅沢の極み「角島大橋」by正色


使ってきました、1000均高速。行ってきました、本州さい果ての島「角島」。
目的地を決めず、目標は“行けるところまで走ってみよう”。普段なかなか足が向かない中国地方と漠然と決め、走り出すと、やっぱり出てしまいましたこちとらの癖が。
昔から、そんなに感動的ではないとわかっていても、「◯◯最南端」とか「最東端」、その先端まで行ってみないと気が済まない性格。ちっちゃな岬でも小高い山でも、たまたま誘い文句の看板に触れてしまうと、先っぽや頂上を極めて観たくなっちゃうんですねえ。
そいでもって誘われるように、端へはじへとハンドルを切り、回ってしまったのが本州西果ての山口県。本州の西の端っこ下関で高速を降り、朝鮮半島との海峡を左に見てぐるっと回って長門まで。

そこで見つけたのが、この逸品スポット「角島大橋」。なぜ逸品かというと、この橋、美しい上に贅沢なんですよ、おそらく日本一。なにが贅沢かというと、交通量が少なくておそらく平日ならば昼間でも、橋を占有してのんびり車を走らせることができるから。
海を跨ぐ橋は、3本の本四橋をはじめ立派なのが珍しくないけど、ほとんど用のない角島(つのしま)にこれだけ立派な橋を造るという発想がすごい。もちろん、島の住民には橋は悲願だったんだろうね。
観るだけでも価値があります。無料だから、渡ってみるのも一興かも。渡ってみる時、一度も誰ともすれ違わない占い(橋を占有できたら運がいい、、、ということで)、をやってみると面白いかも。島には巨大な灯台があり、観光施設になっている(こっちはおススメ度、低いけど)。

角島大橋:地図
発掘度:★★ 
商品力:♥

火曜日, 4月 14, 2009

フランクRライトに愛でる!芦屋「旧山邑別邸」by正色



スポットとしてはB級に違いないんだけど、ものは一級品でした。
ヨドコー物置の迎賓館といっても、“100人乗っても”工法のPRと思ったら大間違い!
旧帝国ホテルの設計で有名なフランクロイド・ライトって、大きなビルよりも実は、住宅をたくさん作ったんだって。日本でも300戸くらい設計しているらしい。そのうち残っているものは少なくなったけど、この芦屋の「旧山邑別邸」はヨドコーさんのおかげで、いまでも内部まで見ることができる。ヨドコーさん、偉い! 

コンクリートづくりなんだけど、随所に大理石の装飾が施されてあって、帝国ホテル(残念ながら、明治村の)をイメージさせる。ひとつひとつ彫刻されてるんだね、日本人より芸が細かい。もちろん洋館なんだけど、3階の半分は和室で、見事に調和している。現代でも十分に通用するよ。
写真の1は、4階のバルコニー、反対側は芦屋の街並を見下ろしながら大阪湾(?)まで一望! 写真2は、同じく4階食堂の天井。抑えめな装飾が、品を高くしている。
一級の空間に入ると、気分がシャキンとする。これも逸品でしょ。
ぜひ、関西方面へいったら、芦屋で途中下車してみて。おしゃれなケーキ屋さんとかも、いっぱいある。

ヨドコー迎賓館:開館は水曜日と週末。〜16時まで。入場500円
発掘度:★ 
商品力:♥♥
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月曜日, 3月 23, 2009

スープもおいしく取れます『すねハム』by水無月



30cmもある骨付きのハムです。以前は「黒川村」と言ってたと思うんですが合併して、いまは『胎内黒豚スネハム』です。変わらないおいしさです。
山の中でのびのびと育てられた黒豚を村の人たちが、手作りで加工しています。だから、合成保存料無添加です。ロースハムやウインナー、ベーコンなども作っていますが、一番珍しいのは「スネハム」でしょう。豚の足ちゃんのどの部分だかよく分かりませんが、豪快にそのまま!ハムです。スペアリブも手羽先もそうですが、牛も豚も鳥も骨の周りのお肉はおいしく感じられて好きです。少し食べづらいというのはあるのですが、ナイフを持たせると嬉々として取り分けに勤しむ職人を雇っていますので、我が家は大丈夫。
手に入り易いハムと違って、口に入れた瞬間おいしいというより、噛めばかむほど中からジュワッとおいしさが出てくる感じです。少し燻製してあるのも、脂の少ないベーコンのようで好きです。

食べ終わっても2度おいしいのも、嬉しいです。太い骨は大きめの金槌じゃないと割れませんが、苦労して割ると“骨の髄”が取り出せます。骨ごとじっくり煮込めば、プルップルのコラーゲンたっぷりのスープが取れます。これが、旨い! 野菜スープにしますが、ラーメン作っても本格的なとんこつになると思います。

胎内ハム:胎内高原ビール園で買えます。もちろんお取り寄せもOK。スネハムで2,000円弱です。
発掘度:★★ 
商品力:♥♥

月曜日, 3月 09, 2009

信州更埴のあんず入り『クリームチーズ』byあじむ


はじめまして、 あじむ です。
皆さんの、楽しい、美味しい紹介を読まさせていただきました。私もおススメがありますので、紹介しますね。

メイトーから出ている、クリームチーズです。
実は私、チーズが苦手です。 あの、匂いがちょっと…でも、このクリームチーズはおススメです(クリームチーズ自体、プロセスチーズより食べやすいのは確かですけどね)。

このアプリコットクリームチーズを開けると、白いチーズの中に細かく刻まれた杏の果肉が入っています。そのままスプーンですくってペロッと食べてみると、なんとも言えず口当たりマイルドで、ほ〜んのりアンズの香りがします。果汁の味がした後に、チーズの味が残ります。
ベーグルに塗るのはもちろんですが、私は、厚切りトーストに塗ってます。焼きたてに塗るので、更にクリーミーとなり溶けてしまうので2度塗りをしてしまいます。
これは、気をつけないとカロリー摂取が高くなりますね。
そんなことをしていると、内容量が90gなのですぐになくなってしまいます。

メイトーといえばナショナルブランドの仲間かもしれませんが、スーパーで探しても見つからないんです。長野県上田市に行くことがあったので、探しましたがダメ。今のところ、生協でしか買うことができません。毎週カタログに載っているわけではありません。たまに、見落とすことも…

アプリコットのほかに、ストロベリー味があります。もちろん果肉入りです。そして、少しピンク色をしたクリームチーズです。可愛いらしい色をしています。どちらの商品もうれしいのが、国産のクリームチーズ 信州更埴のあんず、国産のストロベリーを使用していることです。
安心して食べられますね。

メイトー:『クリームチーズアプリコット』90g 208円です。
発掘度:★ 一応長野からのエントリーということで。
商品力:♥

月曜日, 2月 23, 2009

伝統の中の隠れ逸品「鮭の焼漬」by薫丸


こんな構えの店があったら、入らずにはいられない、買わずにはいられない。オシャレですねえ。
ここは、越後村上の鮭加工製造で有名な「㐂川」。建物は築120年の町家を基礎に、風情漂う改修をしてあるようです。中に入ると、『いらっしゃい』と“座売り”の女店員。昔の銭湯の番台を、グッと低くしたような感じで、親しげに迎えてくれます。威厳があってこちらの品格をとわれそうな、やや殺風景な外観からは想像できない、温かくて奥行きのあるお店です。“仲間に入れてあげる”と言われたようで、とっても嬉しくなる。
ぐぐっと店の奥へ案内されると、そこは現役の鮭加工場。塩漬けした鮭の塩を洗い落とす洗い場、その鮭を干し発酵させる吊るし場。実際に天井から数えきれない鮭がぶら下がっているところを、見られます。
さあ、サイフのひもが緩んで店に戻ると、これまた想像以上に商品が豊富なことに気付きます。定番は『塩引き』。高級品の『酒びたし』。はらこ(イクラ)もあれば、なれ鮨もあるようです。そんな中から試食して一番美味しかったのが『鮭の焼漬』。あぶった鮭の切り身を、秘伝のつけたれにつけ込んだもの。おいしい!

しかも、この写真の商品、なぜかカタログに載っていないのです。『鮭の焼漬』の正商品は、普通の切り身を使ってありますが、これは「ハラス」なんです。魚のお腹の一番下の、腹びれや尻びれがあって商品になりにくいところ。珍味好きには、「鮭とば」になる部位、と言えば分かるかな。実はハラス、食べにくさを除けば、いわゆるトロの延長の部分だから、味は最高級部位。その『焼漬』だから、おいしいに決まっている。
なのに、カタログにない?! 本当に、隠れ逸品かも。
どなたか、問い合わせてみてください。


㐂川」:『塩引き』は一切れ1,000円するんですが、これは確か600円くらいだったと。お土産には、最高です。
発掘度:★★ カタログに載っていない限定品なら、掘り出しもん情報!!
商品力:♥♥